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発達心理学

すべての心理学はある意味、発達心理学である。
また、
すべての心理学はある意味、進化心理学である。

そんなことは、ちゃんとした人ならわかっている。これらの概念はそういうものなんだ。ある一つの次元を提供する。これらの学問を標榜していない人にとっては、それまでとは別の(あるいは独立した)次元だ。そして上の「ある意味」というのは、その次元の上のどこかに位置づけることはできる、ということだ。
だから、どんな心理学でも、発達心理学的視点や進化心理学的視点を忘れてはいけない。これは当然だ。

私だって発達心理学やりたいですよ。適当な素材と機会が目の前にあれば、飛びつくでしょう。しかし、そんなラッキーは滅多にないこと。
そしてもっと問題なことは、これらの学問が(そんな方法論的な理由で)ひたすら難しいということ。だから辛抱強くやらなきゃならない。

進化や発達の話は、機能や能力や課題による分野の限定とは別の次元、あるいはみんなが共通してもつべき認識、に相当するものだ。だから、発達心理学という特殊化を他の特殊化と同列に扱うのがそもそもおかしいし、それを専門にやってますという人の言うことはそれほど有意義さを得られない。それはそもそもその次元だけを取り扱うということに積極的な意味がないからだ。

大学生を被験者にした研究は大学生の発達研究ですよ。

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