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全体論的

あちこちで行き詰まった学者さんによって、全体論的に見ることの重要性が主張されるけど、
全体って完全に全体だったらなんにもわかんないのよ。
はい全体ですね、ちゃんちゃん、ですよ。

要素に焦点を置かずに集まりそのもので見たほうがいい、ってのはわかるけど、
それでも全体ではなくて、連続性をもつあるレベルでのまとまりなのよ。有益なのは。

分析のレベルはいろいろ取れる。つながってるんだからレベルの間の関係性も調べられるだろう。(前にも書いたけど。)
まとまりで見たほうがよいというのは、メイナードスミスの言うとおり、そうしないと見つけられないものがあるからで(これは人間のせい)、だからその点には賛同するが、それでも分析なのよ、結局。
全体、全体って言ってすべてを俯瞰するような視点に立ってしまったら、人間の認識は否定するわ、世界と同一化するわで、学問的によいことは一つもないわね。

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