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2007年10月

物心がつく

http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-japan/99/7.html#%95%A8%90S

私の以前の記事で紹介した英語表現では reason で区別していましたが、memoryというのもありえますね、日常語の意味としては。
これは単に誰がどの意味で「物心」という言葉を使っているかというだけの面白味もない問いなのですが、私の用法としてはrecollectionでは満足できません。やっぱり、何か悟性のような意味で使っている気がします(これが理性でないのかというのがなんともよくわからない)。
もうひとつ、languageで区別する案も載っていますが、これも私は賛成しにくいです。その理由は言語と思考に関する記事に書いたとおり。

さて、このように候補がたくさん出るということは、つまり、これらの達成(獲得?)が同時期に起こってややこしい、という実情の反映だとることもできます。
あるいは、これらの能力が別々ではなく絡んでいることの現れだとも考えられます。
実際絡んでいるでしょう。私だけじゃなくみんなそう思っていると思います。まあ、どこがどう絡んでいるのか、それが問題なんですけど。

さて、記憶機能なしに、対象判別(identification, sorting, etc.)はできるでしょうか?

できないという人へ。実際に作用対象や位置や諸々を区別する機械とか有機物とかありますよ。しかも通常メモリーを持っていないと見なされているものが。それにはどう答えるのでしょう。

できるという人へ。どういうものを想像しているかわかりませんが、それって本当に一切memoryを使っていないのですか?identifyやrecognizeにおいてはあらかじめ全く何も知らなくてよいのですか?

ここで匂わせていることがすなわち、現在の心理学的記憶概念がよろしくないと私が思っている点の1つなわけです。

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