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2011年10月

本を読む理由

私も日々、山ほど本を読んでいるが、身内からすら怪訝な目をされることもある。
私を含めた一群の人たちが、何のためにそんなに本を読んでいるか。理由は大きく2つ。

ひとつは、新しいことを知るため。
こっちの理由で読んでいるときははワクワクする。たのしい。

もうひとつは、批判するため。
こっちは楽しくない。

楽しくないのになぜ読んでるのかって、仕事だからですよ。

我々の仕事では、批判する側がここここでしょって根拠を提示しなければならないルールになっている(これは当然)。
なので、全部読まなければ批判できない。
たまに、その後に筆者が意見を変えた場合とかもあって、それに気づかずにいると現在としては的外れな批判になってしまう。だから、更新を全部チェックしなければならない。
これを怠っている人は結構多い。なにしろ大変な作業だからね。
それどころか、ひとつもその人の作品を読まずに批判している人もいる。これはひどい。
さらにもっとひどいのは、読んだと言っているのに(典型的には引用文献に挙げているのに)それを実際は読んでおらず批評しているケース。学界の実情としてはこれも結構ある。ほんとひどい。

大変だけどやらずに済ませる方法はないのだから、少しでも効率化するシステムができれば、悪行も減ることでしょう。
たとえば、ある人の主張や理論や執筆物の更新を常にトレース・メンテし誰でも簡単に最新にアクセスできるようなシステムがあれば、かなり楽になる。

私一人が作って自分だけ使っていても仕方ないので、大きな改革を要する。

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